| 黒豆大福、本わらび餅、黒糖松風 - - - なぎら長春堂 |


出雲市の商店街の中にたたずむ「なぎら長春堂」さん。
小さくて行き届いたお店の中には、きりりとした雰囲気が漂います。



作り手の柳楽さんは7代目。ご自分のお店のお菓子をていねいに守り継いでゆくことを役割とし、
昔からのやり方で、手間をかけ、作りたてのお菓子がお店に並ぶよう、
日々努力を重ねていらっしゃいます。
あんこはその日ある分だけ。なくなったら、それで売り切れです。
時間をかけ、圧力をかけずにじっくりと炊き上げたあんこは、しっかりと甘く、
小豆本来の口あたりを感じさせてくれます。

大切なのは「おいしいお菓子を作ること」。そのための努力は惜しまず、納得のいくものを食べて
もらいたいという気持ちがあふれている柳楽さん。
まっすぐな気持ちでお菓子に向き合っていらっしゃるのが、商品からも伝わってきます。

お店にうかがうと、いつも元気なお母さんと、お茶をいただきながらのお話も楽しい。
こんな和菓子屋さんがご近所にあったらいいな、というお店じゃないかな、と思います。




今回は、人気ナンバーワン、という黒豆大福と、本わらび粉を使ったわらび餅、
そして黒糖松風の3種類が朝市の会場に並びます。

黒豆大福は、粒あんのあんこに、黒豆の塩味が絶妙。福々しい姿、
そして期待を裏切らないおいしさです。
黒豆も自分たちのお店でていねいに煮ておられるそうで、
手作りならではのかわいらしさにあふれています。

本わらび餅は、今は貴重になった本わらび粉を使ってあんを包んだ「わらびまんじゅう」。
甘いあんこと、香ばしいきな粉とともに、ふるふるとした口当たりが楽めるお菓子です。

黒糖松風は、たっぷりのあんこを黒糖ベースの生地で包んだお菓子。
蒸しパンのようなちょっと懐かしい味わいは、おやつにもぴったり。

島根はお茶どころ。出雲はその中でも、「お茶ごと」を大切にする町です。
そんな出雲の和菓子が、朝市の会場に初登場です。


<なぎら長春堂>

島根県出雲市今市町515-4  TEL:0853-21-1248
営業時間:午前8時〜午後7時